何か調べモノをしていたらYouTubeに投稿された建築の動画が埋め込まれていて、そう言えば、YouTubeはミュージッククリップやドラマやニュースをチェックするだけじゃなく、建築プロジェクトや建築家、建築学生などのプロモーションにも使われていたなぁと思い出し、architect や 建築家 などキーワードを入れてあれこれ見てみる。
相方に時々、家の前に看板を出さないのか?とか駅前に広告を出さないのか?老朽化した家にチラシを入れようとか言われるのだけど、不動産契約とかコストパフォーマンスとか品位とか鑑みてそういうことはやってない。あちこち出かけて行って名刺を配りまくるというのもあまり効果がないし、建て主の主力が三十代のネットデフォルト世代な今日、まずはSEO(Search Engine Optimization 検索エンジン最適化)対策であり、YouTubeも使ってみるかとアカウントをとってテストアップロードしてみる。
googleに買収される前はファイル形式を変換するのが面倒とか聞いたことがあったけど、今はmovファイルですんなりアップできる。建築じゃないビデオに走りそうな予感もしなくはないが、趣味的な偶然な出会いというのは駅前の広告看板みたいなものということでよしとしよう。
日本の設計事務所の場合は渡辺篤史の建物探訪や辰巳琢郎の家物語、大改造劇的ビフォーアフターなんかをアップロードしてる人が多い。海外のは投資を募る為なのかデベロッパーの大規模プロジェクトのプロモーションとか、学生のポートフォリオみたいなものとか。タイトルやタグを英語にするか日本語にするか、併記するか、別々にアップするか。。。。
歯科医院も最近はコンビニ並に増えすぎて経営がたいへんだと聞くけど、設計事務所も多すぎて、実績が勝っているところはいくらでもあるし、みんながみんな革新的なアイディアや技術、ノウハウを持っているわけでもなく、意外と家から近いという理由でコンタクトしていただけるケースがあるので、改めて「設計事務所 調布」でググッてみると、全然自分とこがヒットしなかったりで、まずはキーワードターゲットの設定とSOEか。
「SEO対策の王道は、人気のある外部のウェブサイトからリンクをはってもらうことです。
外部のウェブサイトからリンクをはってもらう方法は"役に立つ情報を継続的に提供する"しかありません。」
